2007年7月27日〜29日

真夏のぐうたら久住登山

 

梅雨が明けた。
よ〜し海じゃ〜川じゃ〜、と水辺に飛び出すのがいつもの我が家だが、 今年は珍しく一番暑い時期に
山に登ってみようと思い立った。
低山だと暑いだけで楽しくなさそうなので、久住辺りにでも足を延ばしてみようかな?と会社の山友達に
話を聞いた所、日帰りじゃなくてさ、牧の戸峠から歩いていってどこかの山に登って、それから
坊がつるに下りてキャンプすると気持ちいいよ、楽しいよ、だそうな。
う〜ん、標高の高い所でのんびりビール飲みながらキャンプするのは楽しそうだ、それでいこう、と
前回の由布岳の時と同じメンバー&ワンコロ2匹で登る事にしたのだった。

 

 

今回出発する牧の戸峠へ前日の夜11時頃到着。

風は冷たく、真夏だというのに半袖で外に出ると寒くてじっとしていられない程。ま。まずは無事到着を祝って乾杯。

山に登るということでついついうかれてビール、日本酒、焼酎と飲んでしまい、就寝時刻は2時半すぎ、って既に当日になっちゃってますが・・・

案の定、起きてみればもう牧の戸峠の駐車場は満車状態、完全に置いてけぼりをくらった感じの我がパーティ、今回はどうなる事やら・・・

 

 

 

準備を済ませて外に出てみると、ん?遠くに由布岳が見えてるじゃないか。

ほほぉ〜、前回はあそこに登ったのか、よしよし、と意味もなく頷きながら登り始めたのだった。

それにしても、雪の中やら真夏やら、なんでもっと登りやすい時期に登らないんだろうな・・・?

 

 

沓掛山を過ぎるまでの単調なコンクリ道を一歩一歩のんびり歩き、ようやく久住山方面の視界が開けてきた。

雲一つない青空で、最高!!

後から聞いた話だが、なんでも友達は昨晩の酒が祟ってしまい、初めのコンクリ道の登りでリタイアしようかな・・・?と考えていたらしい。

まぁ、誰がそんなに飲ませたのかは良く覚えてないので、聞かなかった事にしましょうか・・・

 

 

山には色んな草花が生えていてとにかく飽きる事がない。

あっちにこんな花が、こっちにこんな草が、なんて感じで3歩進んでは立ち止まり、を繰り返すもんだから一向に前に進んでいかない。

のんびり登るのは別に問題ないが、実はさっきから気になっている事が一つ。

今回、頂上まで登る山をまだどこにするか決めていないのだ。
のんびり登るのはいいが、それにしてもどの山に登るとも決めずに登り始めるのはさすがにどうかと・・・

ま、そんな事が出来るのも久住の良い所でしょうね。

 

 

ようやく遠くに久住山が見え始めた。

散歩道のようなコースをワンコロ二匹を連れて歩いていると、ほぼ例外無くすれ違う人に声をかけられ、二言三言言葉を交わしてからまた歩き始める。

久住分れまでは軽装でお散歩の延長のような人も多く、そういう人からしてみると、3人揃って50Lくらいのザックを背負い、本格的に見えるのだが脇には愛玩犬のようなワンコロ2匹を連れているのが不思議らしい。

今回ワンコロ達は熱中症対策の為に白いタオルを身にまとい、時々水をかけながらの歩きなのでよりすれ違う人の目を惹くらしい。

それにしてもこんなのんびり久住登山は初めてじゃ。

 

 

12時ちょうどに久住分れに着いたので、そのままそこでお昼休み。

お弁当を綺麗に平らげ、しばらくぼーっとしてから久住山を目指す。

天気がいいので山頂からの眺めは素晴らしく、風が強いのも忘れて山頂でしばらくぼーっとするのであった。

 

 

みっちーは、久住分れからちょっと登った広場でお昼寝中・・・

さて、どこにいるか分かるでしょうか?

 

 

ここから先は初めていくコース、なんでも白口谷コースというらしい。

遠くには坊がつるの湿原が広がっているのが見え、今日はあそこまで行って、温泉入って冷たいビールを飲むのみじゃ、と心は躍るが薮あり沢ありのなんともキツいコース。
途中でワンコロ2号は歩きたくないとぐずり始め、しょうがないのでよっこらせと肩に担いで麓を目指す。

歩きにくい道を20kg近いザックと7kgのワンコロを担いで一歩一歩を慎重に下りていく。

 

 

ようやく坊がツルに到着。

ひとまず冷たい水をゴクゴクと飲み、今晩の宿を設営。

さて、今日はもう何をする事もない。
家まで車を運転しなきゃいけない訳でも無し、明日の朝までひたすらのんびりするのみである。

ふと気付いたら、ワンコロはテントの中に潜り込み、友達もミッチーもテントで昼寝らしい。

雲一つない空と風が余りにも気持ちよく、草地の上にゴロン。

 

 

 

草地の上で靴を脱ぎ、そのまま仰向けに寝っ転がる。

気持ちいぃ〜。

そのまま1時間程ウトウトとしていたら、半袖では寒くなってきた。
暗くなる前にささっとラーメンを食べ、みんなで法華院温泉へ。
温泉につかっていると満月が上り始め、山の稜線を照らしていく。

それにしても一日体を酷使した後の温泉、こんなに気持ちいい思いをしたのは本当に久しぶりな気がする。

お腹いっぱい、温泉でのんびり、さぁ〜残るはビール!ビール!ビール!

 

 

温泉から上がって、山小屋でビールを買ってプルタブをプシュ。
一日中待ちに待ったビールじゃ〜。

うひゃ〜、マジでうまいっす!!

草地の上に座り、山の稜線と満月を眺めながら飲むお酒がうまいことうまいこと。

ビールから焼酎(麓から持参)に切り替え、のんびり飲んでいたが徐々に寒くなり始め、10時頃就寝。

さて、明日の朝はどんな景色が待ってるんだろう。

 

 

朝起きてみると、昨日とは打って変わって霧に包まれた山々。

ありゃ〜、朝の山の写真を撮りたかったけど残念(寝坊したからどっちにしろ撮れなかったけど)だなぁと思いながら朝の散歩。

フラフラと湿原を歩いていると、とにかく透明度の高い水の源流が流れている。
友達と川を覗き込んでると、たまにヒュンと泳ぐ生き物がいる。

魚いるいる〜、これは釣らねば〜、テントに飛んで帰って、渓流竿を引っ張りだす。餌は道ばたに落ちているみみずでいっか。

 

 

さて、さっき魚がいた辺りに糸を垂らしてみると、なんと1投目からバイト!!
水の透明度が半端じゃないので、バイトの瞬間から全て見えるので釣ってる方は大興奮。

ただ、ミミズが大きいと言うか魚がちっちゃいと言うか、魚がミミズを一呑みに出来ないので合わせられない。適当にえいっと合わせてみるがやはり空振り。何度かそうしているうちに魚も気付いたようで、さっぱりアタリがなくなってしまった。

一匹も釣れなかったけど、朝から気持ちいい所で釣りが出来ただけでも大満足。

 

 

テントを片付け、今日は雨が池を越えて長者原へ抜ける。

所々ガスがかかっている中をのんびり歩き、草花をのんびり愛でながら山を下る。今日はワンコロ2号も元気に歩けるコースで、みなケガもなく12時頃に長者原到着。

 

 

タクシーを待っている間に長者原の温泉に入ろうとふと時計を取ると、ウギャア〜!!

たしかに日差しは強かったけど、まさかここまでとは・・・

梅雨が明けると同時に全開で遊び始めてしまったが、今年の夏も色々と遊んで回れそう。

9月頃には真っ黒になってるんだろうな。